umikaki diary

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Band42に対応したSIMフリーAndroidスマートフォンを探してみる

第5世代移動通信システム(5G)がスタートしてもうすぐ3ヶ月となります。

新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威をふるう中、小規模スタートとなってしまった5Gですが、5Gの周波数特性もあってか、まだまだ使えるエリアは限定的となっています。

5Gに頼らずとも、4G(LTE-Advanced、LTE-Advanced Pro)の技術を使えば、高速通信を使うことができます。ブログ執筆時点での各キャリアの4Gの最高速度は次のとおりです。

NTT DOCOMO 下り1.7Gbps

出典:PREMIUM 4G / 通信・エリア / NTTドコモ

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PREMIUM 4G

au 下り1.2Gbps

出典:キャリアアグリゲーションで超高速通信 / 4G LTE_WiMAX 2+ / au

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キャリアアグリゲーションで超高速通信

SoftBank 下り:0.99Gbps

出典:キャリアアグリゲーション(FDD×TDD) / スマートフォン・携帯電話 / ソフトバンク

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キャリアアグリゲーション(FDD×TDD)

上の図は、各キャリア(楽天モバイルを除く)のキャリアアグリゲーションの説明図となります。SoftBankだけ周波数帯が記載されていませんが、AXGP(Band41)とBand42を組み合わせることで、上記速度を実現しています。

さて、上記図を見ていただければ、自ずと共通ポイントが見えてくると思います。

どのキャリアも高速通信にBand42を使用しているということです。

Band42を受信できる端末は?

高速通信に必要なBand42、3.5GHz帯(3.4GHz帯ともいう)ですが、実はSIMフリー端末で対応しているものが少ないのが現状です。

以前、このような記事を書いたことがありました。

2つ目の記事で「唯一」と書いたとおり、端末メーカーが直接発売しているSIMフリーAndroid端末で、Band42を掴む端末は非常に少ないのです。

過去1年(2019年1月〜)で発売されたSIMフリーAndroid端末(キャリア専売端末を除く)の日本のキャリアでの対応周波数帯を下記表にまとめてみました。

※キャリア欄:d…NTT DOCOMO a…au s…SoftBank r…Rakuten Mobile

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SIMフリー端末の対応周波数帯(端末一覧は価格.comより)

表を見てもおわかりの通り、SIMフリー端末の大半はキャリアの主要な周波数のみ対応となっており、Band42はおろか、Band11、Band21という1.5GHz帯も非対応となっています。SIMフリー端末でトップシェアを誇るHuaweiも上記3バンドは非対応です。

さて、上記表から、キャリアを通さずに購入できるSIMフリー端末で、Band42に対応しているのはAQUOS R2 compact」、「AQUOS zero2」、「Pixel 4 / 4 XLの4機種のみです。

高速通信を行う上で重要なBand42に対応しているSIMフリー端末が、ここまで数が少ないのは、なにか理由があるのでしょうか。キャリア端末でしかBand42に対応していないというのは、ちょっと悲しい気持ちになってしまうのは私だけでしょうか。

その中でも、キャリアの周波数帯にほぼ全て対応しているSHARPGoogleはすごいと思います。他のメーカーも、ぜひここはBand42に対応する端末を出してほしいと思います。

 

2020/6/16 追記

SIMフリー端末の対応周波数帯一覧表に、OPPO Reno3 AGalaxy Z Flip Thom Browne Editionを追加しました。